- ■ 概要
- ■ なぜカスタムコネクタが必要か
- ■ サンプル:WordPress投稿API
- ■ APIの基本構造
- ■ カスタムコネクタ化するとこうなる
- ■ コネクタ設計例
- ■ フロー構成例
- ■ 設計のベストプラクティス
- ■ まとめ
- ■ 一言で覚える
- カスタムコネクタで記事を自動投稿する
- 🎯 目的
- ⏱ 所要時間
- 🧩 全体の流れ
- ■ ①-1 Application Passwordを作成
- ■ ①-2 API接続情報
- ■ ②-1 作成開始
- ■ ②-2 基本設定
- ■ ②-3 一般設定
- ■ ②-4 セキュリティ
- ■ ②-5 定義(重要)
- ■ ②-6 リクエスト設定
- ■ ②-7 Body設定(ここがキモ)
- ■ ②-8 保存 → テスト
- ■ ③-1 新規フロー
- ■ ③-2 アクション追加
- ■ ③-3 パラメータ設定
- ■ ③-4 保存
- ■ ④-1 フロー実行
- ■ ④-2 WordPress確認
- ❌ 401エラー
- ❌ 404エラー
- ❌ SSLエラー
■ 概要
Power Automateでは、外部サービスや自社システムのREST APIを利用する際、
「HTTPアクション」で直接呼び出すことも可能です。
しかし、同じAPIを複数のフローで利用する場合は、
カスタムコネクタとして共通化するのが推奨設計です。
■ なぜカスタムコネクタが必要か
HTTPアクションの課題
- URL・認証・ヘッダーを毎回記述する必要がある
- JSON構造を都度理解する必要がある
- フローごとに実装がバラバラになる
- 修正時に全フローを直す必要がある
カスタムコネクタのメリット
- 接続先(URL・認証)を一元管理できる
- 「投稿作成」など業務単位でAPIを扱える
- フローが読みやすくなる
- チームで再利用できる
- 保守性が大幅に向上する
■ サンプル:WordPress投稿API
想定シナリオ
- フォームで記事案を登録
- 承認後に自動投稿
- Teamsに通知
■ APIの基本構造
エンドポイント
POST /wp-json/wp/v2/posts
リクエスト例
{
"title": "Power Automateから投稿",
"content": "<p>自動投稿テスト</p>",
"status": "draft"
}
■ カスタムコネクタ化するとこうなる
(HTTP直書きの場合)
HTTP
URL: https://example.com/wp-json/wp/v2/posts
Method: POST
Headers: Authorization, Content-Type
Body: JSON手入力
(カスタムコネクタの場合)
WordPress API - CreatePost
タイトル:入力
本文:入力
ステータス:選択
👉 業務アクションとして扱えるようになる
■ コネクタ設計例
コネクタ名
WordPress Blog API
認証方式
- Basic認証(Application Password)
主なアクション
- GetPosts(投稿一覧取得)
- GetPostById(投稿取得)
- CreatePost(投稿作成)
- UpdatePost(投稿更新)
■ フロー構成例
- トリガー
フォーム送信 - 承認
記事公開の可否判断 - カスタムコネクタ
CreatePost - 通知
Teamsへ投稿完了通知
■ 設計のベストプラクティス
- 繰り返し使うAPIは必ずコネクタ化する
- 認証情報はフローに直接書かない
- APIは業務単位のアクション名にする
- まず「draft」で作成 → 承認後に公開
- エラー時は必ず通知(Teams等)
■ まとめ
👉 単発利用
→ HTTPアクションでOK
👉 継続利用・チーム利用
→ カスタムコネクタが必須
■ 一言で覚える
「APIは部品化しろ(=コネクタ化)」
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🧪 ハンズオン(30分)
Power Automate × WordPress
カスタムコネクタで記事を自動投稿する
🎯 目的
- REST APIをPower Automateから利用する方法を理解する
- カスタムコネクタの基本構築を体験する
- 「HTTP直書き → コネクタ化」の違いを理解する
⏱ 所要時間
約30分
🧩 全体の流れ
- WordPressの準備(5分)
- カスタムコネクタ作成(10分)
- フロー作成(10分)
- 動作確認(5分)
① WordPressの準備(5分)
■ ①-1 Application Passwordを作成
WordPress管理画面にログイン
👉 ユーザー → プロフィール
「Application Passwords」欄で以下を設定
- 名前:PowerAutomate
👉 「新しいアプリケーションパスワードを追加」
表示されたパスワードをコピー(※一度しか表示されません)
■ ①-2 API接続情報
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| URL | https://あなたのドメイン |
| API | /wp-json/wp/v2/posts |
| ユーザー | WordPressログインID |
| パスワード | Application Password |
② カスタムコネクタ作成(10分)
■ ②-1 作成開始
Power Automate
👉 「データ」→「カスタムコネクタ」
👉 「新しいカスタムコネクタ」→「空白から作成」
■ ②-2 基本設定
- コネクタ名
👉WordPress API
■ ②-3 一般設定
- スキーム:
https - ホスト:
あなたのドメイン - ベースURL:
/wp-json/wp/v2
■ ②-4 セキュリティ
- 認証タイプ:Basic認証
- ユーザー名:WordPressユーザー
- パスワード:Application Password
■ ②-5 定義(重要)
👉 「新しいアクション」
アクション名
CreatePost
概要
記事を作成する
■ ②-6 リクエスト設定
- メソッド:POST
- URL:
/posts
■ ②-7 Body設定(ここがキモ)
サンプルを貼り付け👇
{
"title": "テスト投稿",
"content": "<p>これはテストです</p>",
"status": "draft"
}
👉 「サンプルからインポート」
■ ②-8 保存 → テスト
👉 「コネクタを作成」
③ フロー作成(10分)
■ ③-1 新規フロー
👉 「インスタントクラウドフロー」
トリガー
👉 手動実行
■ ③-2 アクション追加
👉 「カスタムコネクタ」
👉 作成した WordPress API
👉 「CreatePost」
■ ③-3 パラメータ設定
| 項目 | 値 |
|---|---|
| title | Power Automate投稿 |
| content | <p>ハンズオン成功!</p> |
| status | draft |
■ ③-4 保存
👉 フロー保存
④ 動作確認(5分)
■ ④-1 フロー実行
👉 「実行」
■ ④-2 WordPress確認
👉 投稿一覧を開く
👇 できていれば成功
- タイトル:Power Automate投稿
- ステータス:下書き
🎉 完成!
🔍 できたこと(重要)
今回やったことは実務でこう使われます👇
- フォーム入力 → 記事自動作成
- Excel → 商品登録
- CSV → データ連携
- 自社システム → API連携
⚠️ よくあるハマりポイント
❌ 401エラー
👉 ユーザー or パスワード違い
❌ 404エラー
👉 URL間違い(/wp-json抜け)
❌ SSLエラー
👉 httpではなく https
🚀 発展(時間あれば)
- status を publish に変更 → 公開
- カテゴリ追加
- 画像アップロード
- Teams通知連携
🧠 まとめ
👉 HTTPで書くと「技術」
👉 コネクタにすると「部品」
⭐ 一言
「APIはコネクタ化して使い回す」

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